児童館向け水災害ワークショップのポスターとパンフレット

背景

藻岩下地区は土砂災害警戒区域として16箇所が指定されている地区であり、1981年には「56 水害」と呼ばれる大きな水災害が起きるなど、防災が最も重要視されています。 地域では防災に対する関心が高い一方、自主防災組織の運用の難しさに加え、若い世代の参加が少ないなどの声も上がっているところです。
それゆえ若い世代、中でも子どもの頃から防災意識を高めることが地域での防災活動への参加につながると考えました。そこで子どもに関心をもってもらい、家庭で防災について保護者と話し合うきっかけとして、防災ワークショップを企画、実施することになりました。

ワークショップポスター

制作時間

1日

使用ツール

Adobe Illustrator

ターゲット層

児童館の子供たち

デザイン詳細

子供が興味を持つように可愛らしいデザインのポスターを制作しました。
子供が読むと想定されるワークショップの内容は大きい字で、保護者が読むと想定されるお問い合わせの詳細は比較的小さい字で書いています。
制作したポスターは壁に張るためのA3ポスター1枚と配布用のA4ポスター30枚を印刷しました。

防災パンフレット

制作時間

2日

使用ツール

Adobe Illustrator

ターゲット層

児童館の子供たち

デザイン詳細

防災に関する知識が確認でき、緊急時必要な個人情報、避難所の名前など記入できることをコンセプトとして制作しました。またA4の紙を8分の1に折りたたんだ、携帯しやすい形になっています。
記載する内容は既存の防災パンフレット(東京防災)を参考にし、理解しやすい表現を用いて、子どもが家族と家で読み直すことができるものを目指しました。危険性を促すために配色は黄色と黒で統一し、子どもが書きこみながら防災を意識することができるよう、記入欄は大きなスペースをとりました。また、誰でも読むことができるよう漢字の上にルビをふっています。

ワークショップの様子

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